たかたをもっと知り隊


「みんなでつくった たかたの教科書」は、陸前高田をもっと知りたいと思うきっかけの一冊です。たかたの全てのことを網羅している訳ではありません。たかたには、教科書には掲載しきれていないことがまだまだ沢山あるのです。

このページでは、そうした載せきれなかったたかたのことを「もっと知りたい!」と思い調査したことを掲載していきます。

【たかたをもっと知り隊】徹底調査!市内の「がんづき」食べ比べてみた!

たかたをもっと知り隊員:國友

岩手県民には非常になじみのある「がんづき」

岩手県県南地域を中心に県内全域で食べられており、県内の道の駅や産直などで販売されているのをよく見かけます。

基本的な材料は、小麦粉、砂糖(黒)、タンサンといたってシンプルですが、その味は千差万別。作った人の数だけ「がんづき」があると言っても過言ではありません。(いや、過言かもしれません…)

 

そんなみんな大好きな「がんづき」に、2023年10月から12月までJICAグローカルプログラムの実習生として協働センターに派遣されていた國友由紀子さんが興味を持ち、徹底調査してくれました!

市内で売られているがんづきを買い集め、食べて、比較。

私もあんなに眉間にしわを寄せて、がんづきを食べたのは初めてでした(笑)

今回はそれぞれ星5段階で数値化していますが、あくまで私たちの感想になりますので参考までにお楽しみください。

 

by 支援員 今川

 


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【たかたをもっと知り隊】陸前高田の誇る文化財!~舞出鹿踊~

たかたをもっと知り隊員:國友

2023年秋に発行した「みんなでつくった たかたの教科書」の社会では、各地区の特徴、歴史や文化を簡単に紹介しています。ページを見ていくと、ほとんどの地区に文化財が記されていることに気がつきました。

気になってさらに調べてみると、陸前高田市には多くの文化財があることがわかりました。

 

陸前高田市には、県指定の文化財13件(有形文化財12件、無形文化財1件)、市指定の文化財44件(有形文化財28件、無形文化財16件)あります。また、令和5年3月には「陸前高田の漁撈用具(3028点)」が、国重要民族文化財に指定されました。これらは三陸沿岸のなりわいを知る地元の財産であり、震災で被災してしまいましたが地元漁業者や関係機関の協力のもと救出、そして修復され文化財として指定されています。

 

数ある文化財の中で、私が気になったのは「民俗芸能(郷土芸能)」。

その中でも、今回は市内の無形民俗文化財の中で一番長く続いているという「舞出鹿踊(まいでししおどり)」にスポットをあて、調査しました!

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