3月11日。東日本大震災から丸6年が経過しました。
震災で犠牲になった方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、この6年間に皆様からいただいた数えきれないほどの温かなご支援とお心遣いに、心から感謝申し上げます。
陸前高田は風がやや強いですが、青空が広がるいい天気です。
6年間、一歩一歩あゆみを進めてきたこのまちの復興は、空の上からはどんな風に見えているのかと、この日が来る度思います。
毎月、11日の月命日に合わせて投稿しているこの【定点観測】には、多くの方から「いいね!」を押していただき、コメントもいただいています。
以前に陸前高田で暮らしていた方、かつて観光で訪れたことがある方、震災後にボランティアや支援活動で関わった方、今も活動している方、そして陸前高田で暮らしている方も、本当に様々な方に見ていただいています。
土の下にある景色を懐かしく思うこともありますし、思い出の中にある景色が変わってゆくことへの寂しさを感じることもあります。
変わらないものがあることに安堵することもあります。
その上に刻まれる新しい歩みを輝かしく思い、前に進もうとしている人に希望を感じることも多くあります。
思い出も新しい歩みも大切に、皆が誇れるいいまちがつくっていけるよう、明日から始まる7年目の歩みも引き続き、温かく見守っていただければと思います。
私たちは目に映るものでしか陸前高田の今をお伝えすることができませんが、私たちの活動を通じて陸前高田に心を寄せ、つながり続けるきっかけの一つになれていたなら幸いです。