7月31日(土)にNPO法人高田暮舎とのコラボ企画第2弾「高田暮らし交流会~わたしの”しあわせ”を見つめ直そう~」を開催。
今回は、移住者のみなさんと「岩手の幸福に関する指標」研究会考案の【幸福について考えるワークショップ】を行いました。
実は…
岩手県では、収入などの経済的なゆたかさだけではなく、地域ならではの生き方や人のつながりのゆたかさが大切という考え方から、「幸福」を未来を考えるキーワードの1つとしているんです!
いま一度、自分が「どのようなことに幸せを感じているか」を見つめ直し、自分や周りの人がよりしあわせに暮らせるためにできることを考えてみましょう♪
◆心も体もリラックス
交流会には、8名の移住者の方が参加。
初めましての人や「久しぶり」とお互いに声を掛け合う人も。
ここからつながりが生まれることは、とても素敵なことですよね☆
とはいえ、まずは緊張をほぐすためラジオ体操からスタート!
大人になってからラジオ体操やることって、なかなかないですよね?普段動かしていない筋肉も、グーっとのばし体をほぐします。
しかも、今回は気仙語バージョンのラジオ体操!
たまに聞き取れない言葉もありましたが、何とも言えないなまりがとても心地よかったです。
体がほぐれたところで、突然のクイズ大会。
2チームに分かれ、対抗戦でクイズに答えました。
市の人口、風習、制度・・・
陸前高田に住んでいればわかりますよね?
なんて言われても、意外と知らないことも多いものです。
チームで相談しながら、みんなで楽しくクイズに答えていました。
終わるころには、みなさん笑顔ですっかり緊張もほぐれたようです。
◇幸福カルテを作ろう
さて、いよいよ【幸福について考えるワークショップ】
まずは、それぞれ手順に沿って「幸福カルテ」を作成。
幸福を考えるときに重視していること、生活の実感値など項目のうち当てはまるものにチェックしていきます。
普段の生活を振り返り、自分と向き合いながらみなさん黙々とカルテを作成していましたよ。
日々の暮らしが忙しい中で、生活や自分と向き合う時間ってなかなかとれないですよね。
自分のことを考える時間ってとても大切なんだなと実感しました。
カルテができたら共有タイム。
グラフを見せ合ってみると、バランスの良いひし形や三角形などグラフの形もそれぞれ特徴が出ていて面白いですね!
家族や友人、地域とのつながりを求める関係性を重視している人、趣味やいきがいなどの生活を重視する人などこちらも様々。
共有の中でお互いに共感したり、自分の感じていることを伝えることもできたようです。
また、「まちにこれがあったらもっと幸せになるかも」という話題では、
”洋服屋さんや映画館”
”小型バスのようなものがあったらいいかも”
というリアルな声も聞こえてきました。
今回みなさんのカルテを見ていると、全体的に経済に対する重要度が低いことがわかりました。
「移住前よりもゆとりのある生活をしている」といった声もあり、みなさんお金ではない幸せを求めて高田に来てくれたんですね!
◆幸福宣言発表
さて、最後は「私の幸福宣言」
それぞれのカルテやみんなで話した内容から、宣言を書いてもらい、元気よく宣言してもらいます。
宣言というと少し難しそうですが、「これができたらもっと幸せになりそう」「もっと面白そう」ということを自由に書いてもらいました。
”地域の幸福を高めるため、積極的な関わりをします!”
”自分と周りの人の幸福を高めるため、日々笑顔で生活します!”
など素敵な宣言ばかり。
最後はみんなで記念撮影☆彡
宣言を実行して、ひとりひとりの幸福度が高まれば、もっともっと幸せなまちになりますね♪
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今回は、ワークショップを通して、自分や周りの「幸福」についてみんなで考えてみました。
人と共有することで、自分の感じていることを整理したり、新しい発見もあったようですね。
自分を見つめ直し、これからの幸せな未来について考えるきっかけになったのではないかと思います。
もちろん今回の交流会も幸せのひとつですよね。
ワークショップをやってみて、「楽しかった」「自分の幸せについて考える機会がなかったので、改めて自分を知るきっかけになった」という感想もいただきました。
たまには「幸せ」について考える時間も必要ですよね。
前回のコラボ企画に引き続き、ハッピーな時間となりました♪
【幸福カルテ】は岩手県のHPからダウンロードできますので、みなさんも一度幸せカルテ作ってみてはいかがでしょうか?