9月11日(土)”たかたの環境を知ろう~南洋のきれいな魚を探してみませんか~”を開催しました!
本企画は、地域の現状を知り、地域のことを考えたり、興味を持ってもらうことを目的に実施。「たかたの環境を知ろう」をテーマに、元・海と貝のミュージアム職員の高橋一成さんを講師に迎え、海の生き物を観察しました。
みなさんは、たかたの海で南洋のお魚が見られることを知っていましたか?
地球温暖化などによる気温や海水温度の上昇、潮の流れなどにより、北の海でも南洋のお魚を見ることができるのだそうです。
しかし、それらは冬を越えることができずに死んでしまうことから死滅回遊魚と呼ばれています。なんだかちょっと悲しい…
今回は、そんな南洋のお魚たちを矢の浦漁港と両替漁港で探してみました!
この日は親子を含む13名が参加。
みなさん長靴、網、魚図鑑で観察準備は万端です!
南洋のお魚も見られるカモ!?ということもあり、始まる前から大人も子どもワクワクしている様子が伝わってきました。
私たちの生活に身近な海ですが、どんな生き物がいるかわからないことも多いですよね。
今回は講師の方に海の状況や生き物について詳しく説明していただきながら、みんなでたかたの環境を体感します★
◆生き物を観察してみよう☆
前半は矢の浦漁港で生き物を観察!
防潮堤の上から海をのぞきこんで、よーく目を凝らすとクサフグやウキゴリなどの小さい魚がたくさん泳いでいるの見えるんです。
子どもたちが「あ、いた!」と声をあげると、大人も一緒になって探していました。
小さな生き物は専用のタモですくいあげ、それぞれ解説。
初めて見る生き物に大人も子どもも興味津々。
子どもたちは水槽をのぞきこんでじーっと観察していましたよ♪
後半は両替漁港へ。
こちらではコモチカギノテクラゲなど、矢の浦漁港とはまた違う生き物を見ることができました。
同じ市内でも場所や地形、潮の流れで生息する生き物も違うんですね!
そして、なんと!念願の”トゲチョウチョウウオ”も発見!
小さくて白と黄色の模様がとってもキュート♥
「ちっちゃい!」「かわいい!」
ときれいな南洋のお魚にみんな大興奮でした!
そして、お魚と一緒に記念撮影☆彡
今回はほんの一部でしたが、たくさんの生き物を観察することができ大満足の観察会となりました🐠
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今回は親子での参加もあり、最初から最後まで賑やかな講座となりました。
子どもたちはもちろんですが、なにより大人が夢中になって生き物を探していたのが印象的でした。
いつまでも子ども心は忘れたくないものですね‼
みなさんからも「楽しく勉強できた」「中身が濃かった」と感想をいただき、満足していただけたようです。
またみんなで自然観察したいですね♪
ぜひ、講座をきっかけに地域に興味を持っていただけると嬉しいです。
また、今後も観察会やもっとたかた好きになるような企画を行っていきますので、次回はみなさんもぜひご参加くださいね☆彡