6/25(土)陸前高田市コミュニティホールで”おらいのごはん~がんづきを作ってみよう”を開催しました。
たかたの教科書プロジェクトの一環として、家庭科チームが企画。
「おらいのごはん」と題して、地域の方に地元の食材を使ったレシピや家庭で受け継がれているレシピを教えていただき、地域の食文化を知ることを目的に実施。
今回はひよこの会の菅野マサ子さんと吉田智子さんを講師に迎え、昔から作業中のおやつやお茶っこのお供として愛されている”がんづき”を教えていただきました。
当日は16名の方にご参加いただき、がんづきのほか岩手の郷土食ひっつみも調理しました!
参加者の方々は意外にも地元の方が多く、「いつももらうけど作ったことないのよね~」と楽しそうに参加してくれました。
◆がんづきをマスターしよう!
岩手県県南地域を中心に、県内全域で食べられているがんづき。
産直などで購入したり、ご近所さんからのおすそ分けでもらうこともありますが、その味は作る人によって違うものです。
主な材料は小麦粉と砂糖といたってシンプルですが、マサ子さんのがんづきはいったいどんなお味なのでしょうか?
おいしく作るちょっとしたポイントなどを教えていただきながら、テーブルごとにマサ子さんのがんづき作りに挑戦しました。
早速調理スタート!
といっても、作り方は混ぜて蒸すだけととっても簡単なんです♪
粉をふるいにかけ、水を入れてかき混ぜてと、みなさん慣れている方が多く、レシピを見ながら手際よく進めていました。
生地を蒸かし器にいれたら、およそ30分蒸していきます。
その間にもう一品ということで、ひっつみを調理。
ひっつみをちぎりながら会話も弾み、「うちのひっつみはこの食材を入れるの」など作りながら交流もできたようです。
こうやってみんなで作るのって楽しいですよね!
そして、30分後。。。
ふたを開けた瞬間歓声が上がり、各テーブル約8~10人前の大きな大きながんづきが出来上がりました!
最後は作ったがんづきを食べながら交流。
当日はマサ子さんのお手製のおこわも作ってきていただき、おこわとひっつみ、がんづきのボリューム満点セットが完成(笑)
みなさんおいしさとボリュームに大満足の様子でしたよ★
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今回はみんな大好きながんづき作りに挑戦。
参加者のみなさんからは「とても簡単でおいしかった」「早速家でも作ってみたい」と感想をいただきました!
わたしもお家で挑戦してみたいと思います(^^)
今回の講座の中で特に印象に残っているのは、講師のマサ子さんが「お家では好きなお砂糖、トッピングはあるのでいいのよ~」とおっしゃっていたこと。たしかに家庭で受け継がれる味ってそういうものですよね!
砂糖の違い、分量の違い、トッピングの違いで、あっという間におらいの味に。
ぜひ色々と試して、おらいの味を見つけてみてはいかがでしょうか?