12月9日(土)陸前高田市コミュニティホールにて“おらいのご飯~みんなでけんちん汁を作ろう~”を開催しました!
本企画は、この秋に完成した“みんなでつくったたかたの教科書”の発行記念企画第2弾として、家庭科のページから”おらい(我が家)のごはん”をテーマに、郷土料理や家庭料理を学ぶことを目的に実施。
今回は「けんちん汁」をメインに、釘子さんの鮎の甘露煮、五目おこわ、大根なますの4品を調理✨
鮎の甘露煮はレシピ提供者の釘子さんに直接作り方を教えていただき、その他のメニューは各グループでレシピを見て協力しながら作りました!
◆釘子さんの鮎の甘露煮
まずは釘子さんの鮎の甘露煮のレクチャータイム♪
この日に使用した鮎は、実際に釘子さんが気仙川で獲ったもので、ぜひ今回の講座にとご提供いただきました。
いつも作っているように慣れた手つきでお鍋にザラメ、しょうゆ、お酒を入れ、簡単にかき混ぜた後、鮎を入れて落し蓋。
鮎は事前に焼き目をつけておくと、香りもよく煮崩れしないとのこと💡
本当に勉強になりますね(*'▽')
釘子さんにはお家で再現できるようにと煮るときの火加減、火を弱めるタイミングの見極め方など丁寧に教えていただきました。
みなさん鍋をのぞき込み、しっかり分量や火加減を確認していたので、きっとお家でも完璧に作れるはずです!
◆みんなでけんちん汁を作ろう!
後半はけんちん汁、五目おこわ、大根なますを各グループで力を合わせてクッキング♪
グループ内で役割を分担し、教科書のレシピを見ながら「うちではこうやってるよ~」と教え合ったり、「この味で大丈夫かな?」と確認し合いながら、おらいのごはんを完成させました。
一緒に料理することで、自然にコミュニケーションも生まれますよね(*^▽^*)!
料理が出来上がったら、和室で試食タイム♪
いただきまーすと食べた瞬間、みんなで「美味しい~!!」の大合唱!!
みなさん自分たちで作った料理に大満足の様子でした。
また、それぞれのグループ料理を食べ比べもしてみましたが、同じ材料レシピで作ったにも関わらず、その味はグループごとに違いが。
これこそまさに”おらいのごはん”ですね!
味の違いも楽しめ、お腹いっぱいのお昼ご飯となりました♪
今回は作った料理や教科書を持って、集合写真をパシャリ📷
みんなとってもいい顔してます(^O^)
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今回は教科書掲載の郷土料理や家庭料理に挑戦し、料理を作るだけはでなく、参加者同士の交流も深まった有意義な時間となりました。
いつも作っている料理でも、他のご家庭の味を味わうことで新たな発見や自分の好みの味に改めて気づくこともありますよね!
今回のレシピはあくまで○○さんのレシピ。
郷土料理と言えど、そのレシピは家庭の数だけあります。
実際に作ってみて、自分の好みの味にしたらそれはもう”おらい(我が家)のごはん”
そうやってできたおらいの味を次の世代に伝えていきたいですね!
「うちのレシピはこれだよ~!」という情報があれば、ぜひ教えてください♪