11月28日(土)「勝手にたかたの未来創造してみた」を陸前高田市コミュニティホール小会議室で開催しました。
本企画は、大変そうなどのネガティブなイメージが強い”地域づくり”をポジティブなものに変え、住民の地域への関心を高めることを目的に開催。
今回は「ポジティブに楽しくたかたをつくる」をコンセプトに、自由にたかたの未来を語り合うワークショップを行いました。
今回は特に中心市街地周辺をピックアップ。
市内の自由でユニークなアイデアを持った4名が参加し、できる・できないではなく、あくまで勝手にたかたの未来を創造しました。
まずは未来を創造する前に、手づくりの地図で現在のまちの様子とこれから建設予定の建物等を確認。
事前に用意していた情報に加え、みなさんからも「ここにあれが建つらしい」「ここに公園がある」など情報を追加してもらい、現在の中心市街地周辺を確認しました。
また、将来の人口と高齢化率についても情報を共有。
現在の人口が20年後には、なんと約6,000人も減ってしまうのだとか⁉
高齢化率についても、10年後には高齢者の割合が逆転すると予想されています。
みなさん実際に数字で見ることで、近い未来の状況に少し危機感を感じているようでした。
現状を確認したあとは、”ここがいいよね・ここがヘンだよ中心市街地”と題し、日頃から感じていることを出してもらいました。
”ここがいいよね”では、
「飲食店も多く、まちなかが賑わっている。」
「子どもたちの笑い声が聞こえる」
などまちなかの賑わいについての意見が出されました。
反対に”ここがヘンだよ”では、
「避難の目印がない」
「信号がない」「空き地がいっぱいある」
などまちづくりについての意見が多く出されました。
心なしか”ヘンだよ”が多かった気が…
みなさんが普段から地域のことを気にしているんですよね。
勝手にたかたの未来創造してみた☆彡
さて、後半はいよいよ未来創造してみた!
みなさんの考えるたかたの未来を思う存分、自由に語り合いました。
「川原川演歌をつくる」
「子どもから高齢者までが集える場所があったらいいな」
「高田のローカル番組をつくる」
「避難経路がわかるようにイルミネーションをつける」
「りんご祭りをやりたい」
みんなで楽しめるイベントから安心して暮らせるまちに必要なものまで色々なアイデアが出されました。
なかには実現できそうなものも!
みなさんの想いがありすぎて発言が重なる場面もありましたが、お互いのアイデアから新しいものが生まれたり、時間ギリギリまでとても盛り上がりました。
☆彡勝手に未来宣言してみた
最後はみんなで創造した未来のたかたを実現するために、自分ができることを勝手に宣言。
それぞれのお仕事や普段の生活からできることを発表してもらいました。
ぜひ、明るい未来のたかたのために実践してほしいですね。
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今回は「ポジティブに楽しくたかたをつくる」ため、ゆるーく、自由にたかたの未来について語り合いました。
”自由な発想で”といいながらも、みなさん真面目に地域のことを考えた意見を出してくれました。
少ない人数での開催となりましたが、それぞれ視点からのいろんな意見を聞くことができる機会となったと思います。
こんな時こそ、明るい話をするって大切なことですよね。
アイデアの中からぜひやりたいものがあれば、お気軽に協働センターまでご相談を。
参加してくれたみなさんありがとうございました。
開催してみて、
「もっといろんな人のアイデアを聞きたい。」
「もっとたくさんの人とたかたの未来創造したい」と感じました。
次回開催の際には、ぜひみなさんもご参加ください。
みんなで地域をもっと明るく、もっと元気にしていきましょう。