9月7日(土)川原川公園で「身近な昆虫を探しに行こう!」を開催しました!
今回は昨秋に発行した“みんなでつくったたかたの教科書”の関連企画として、身近に生息する生きものの観察を通じて、地域の自然に親しんでもらうことを目的に、川原川公園で昆虫の観察会を行いました。
教科書の理科のページでは、「たかたは昆虫パラダイス」と題して採集の仕方や身近で見ることができる昆虫などについて取り上げています。
今回はそのページも担当いただいた陸前高田市立博物館学芸員の浅川崇典さんを講師に迎え、地域の自然や昆虫について教えていただきました。
当日は昆虫大好きな親子21名が参加。
絶好の昆虫観察日和の中、みんなで川原川公園に昆虫を探しに行きました!
◆昆虫の標本を見てみよう!
前半は博物館所蔵の昆虫標本を見学しながら、浅川さんに川原川公園で見ることのできる昆虫について解説いただきました。
地球上の生きもののなかで最も多い昆虫。
博物館にもたくさんの種類の標本が展示されていますが、地球上には一体何種の昆虫がいるのでしょうか?
子ども達は「1000!」「3000!」「10000!」と思いついた数字を元気よく答えていましたが、なんと答えは100万種!
想像がつかない数にびっくり!
みんなすごくいっぱいいるということだけは理解してくれたようです。
そのほかオスとメスの見分け方や種を見分けるポイントなどの説明は、子どもたちも標本の近くまでに行って熱心に聞いていましたよ。
◆どんな昆虫がいるかな?
後半は川原川公園へ移動し、いよいよ昆虫採集。
浅川さんには、始める前にたかたの教科書にも掲載している採集時の服装や注意点などについてお話しいただきました。
野山や草むらには、ハチやマダニ、かぶれてしまう植物など危険もいっぱい。安全に楽しく昆虫たちを探すには、とっても大事なことですよね!
昆虫採集が始まると、子ども達は元気いっぱい公園を走り回り、チョウやトンボなどを夢中になって追いかけていました💨
昆虫を捕まえて飼育ケースに入れては、スタッフに自慢げに見せてくれましたよ(^^)
パパやママたちも一緒になって一生懸命に探す姿もとても印象的でした👍
この日採集した昆虫はバッタ、チョウ、トンボなど約20種類。
川原川公園は本当に自然豊かですね🍃
最後には見つけた昆虫の名前や特徴などを詳しく解説いただきました。
同じように見えても色んな種類がいるんですねー👀
子どもたちも真剣にお話を聞いていましたよ☆
この中から将来昆虫博士が生まれるかもしれないですね!
今回の観察会では、みんなでたくさんの昆虫たちを見つけることができました。
子どもたちも最後まで元気いっぱいで楽しんでくれていた様子(*^^*)
今回をきっかけに地域に興味を持ってもらえると嬉しいです♪
今回も記念に集合写真をパシャリ📷
子どもたちの虫捕り装備姿がとてもかっこいいですね!
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今回は身近な公園での観察会を通して、地域の自然に触れ、親しむ機会になりました。
参加した方からは「身近な場所にいろいろな昆虫がいることがわかった」「昆虫について学芸員さんに直接聞くことができてよかった」と感想をいただき、子どもたちはもちろん大人のみなさんにも満足していただけたようです。
海、山、川があり自然豊かな陸前高田。
今回は9月の川原川公園でしたが、他の季節、他の場所ではどんな昆虫たちに出会えるでしょうか。
色んな場所でたかたの自然を感じていただけると嬉しいです。
また、博物館にはたくさん昆虫の標本などが展示していますので、ぜひ足を運んでみてくださいね☆彡