11月9日(土)「みちのく潮風トレイルを歩いてみよう!」を開催しました。
本企画は昨秋に発行した“みんなでつくったたかたの教科書”の関連企画として実施。たかたの教科書では、トレイルの良さを知ってほしい、地域の自然や魅力を感じてほしいという想いから科目として取り上げています。
今回はそのページも担当いただいた陸前高田市観光物産協会の多勢太一さんをガイドに、実際に歩きながらトレイルや地域の魅力についてお話いただきました。
今回のコースは初めての方でも楽しめる広田半島ルート。
当日はお天気にも恵まれ、絶好のトレイル日和☀
13名の方にご参加いただき、心地よい風を感じながらたかたの新たな魅力に出会う旅に出かけました💨
◆みちのく潮風トレイルとは?
”みちのく潮風トレイル”は、青森県八戸市から福島県相馬市まで東北沿岸を繋ぐ歩くための道で、陸前高田市にもトレイルルートが設定されています。
全長1000㎞を超えるトレイルルートのうち陸前高田ルートは約40㎞弱。
広田半島海沿いの自然道、牡蠣筏が並ぶ広田湾、海の見えるりんご畑などたかたならではの景色はハイカーからも人気なようです。
今回歩くのはそのうちの約3㎞。
はじめに歩くときの注意点や熊対策などについてお話いただき、最後には「無理なく楽しく歩きましょう!」と多勢さんは参加者のみなさんに声をかけました。
初めてトレイルを体験するという方も多く、出発前からわくわくしている様子が伝わってきましたよ。
◆たかたの自然を満喫しよう!
始めにスタート地点の黒崎神社で旅の無事を祈り、トレイルへ出発💨
まずはルートに合流するため”小祝浜”を目指します。
いつも車で通る道も、歩いてみるといつもとは違う景色が広がっているもの。
道の途中で突然パパイヤ畑が現れたのにはみんな興味津々でした👀
ご近所の方に聞いてみると最近始めたようで、さすが”岩手の湘南”ですね!
歩いていると地域の方に「今日はなに?」と話しかけられたり、「がんばってね~!」と応援される場面も。
こういった地域の方との交流もトレイルの魅力のひとつです。
小祝浜からルートに入るとそこには、沿岸ならではの絶景が広がります。
みなさんスポットを見つけてはスマホやカメラでたくさん写真を撮っていましたよ📷
また、ルート上にはトレイルならではのアトラクション(倒木乗り越えやロープを使う斜面)がありましたが、みなさん楽しみながら歩いていたようです。
ガイドの多勢さんには陸前高田ルートの魅力をたくさん教えていただき、また参加者の方々からも地域のこぼれ話やトレイルの魅力などをお話いただきながら、あっという間の2時間となりました😊
*****************************************************************
最後はゴールの黒崎展望台で記念撮影📷
歩いた達成感と素晴らしい景色でみなさんさわやかな笑顔です♪
今回は地域の自然やその土地の歴史や文化に触れることで、地域の魅力を再発見する機会となりました。
参加した方からは「歩くことで、今まで知らなかった広田に触れることができた」「町の人たちとの交流や地元の方から色々なことを教えてもらうことが新鮮で楽しかった」と感想をいただき、みなさん満足していただけたようです。
自然豊かな陸前高田。
車から降りて、歩いてみると今まで気づかなかったものに出会えるかもしれませんよ!
ぜひたかたの新たな魅力に出会う旅に出かけてみてはいかがでしょうか?